たとえ海の底 水の中でも
きよらかな心あらば
月の光が照らすだろう
亀戸天神のおみくじに書いてあった。
私にきよらかさはまだあるだろうか
髪の毛がさらさらな女の子をみるたび
羨ましく思う。
手首が真っ白で傷ひとつない汚れのない
純粋で天使みたいな女の子をみるたび
輝かしくて遠い存在に感じる
髪の毛が雨の湿気でふわふわになる。
中学生の頃マイミクになった
栃木に住む大学生に『髪の毛がふわふわ
わたあめみたいで、可愛い。』って
会った事もない人に言われた事がある
数年後。大阪に初めて来た時は
電車に乗っていた目の前の大学生に
シシド・カフカみたいなカッコ良さに
一目惚れしましたって声をかけられた事がある
変わりゆくもののなかで
変わらぬ何かを持ちながら
日々追いつけないスピードで
何かが変わってゆく。
2017.09.18.
逗子マリーナへ行った。
たくさんの人が来ていた。海が眩しかった
一匹の人懐っこいわんちゃんが可愛かった。
レッドブルは私を全然元気にしてくれない
今年の秋冬は真っ白のニットワンピと
コンバースを履いてお出かけしたくなった。
普段明るいテンションの時に聴く曲を
車で流したらチャラいと言われた。
もう二度と人前で流さないと心のなかで誓った
ちょっぴり反省した。
帰り道、夜の仕事を始めようと決心した
無理だった。
ひとりになりたくて携帯の電源を切った
無性に心が荒んでいた
周りを傷つけてないか心配になった
彼と付き合ってちょうど１ヶ月。
電源をつけたら不在着信が何件かあった
連絡を取りたくないひとたちの
写真や連絡先や思い出をすこし消去して
部屋の明かりを消した。
2017.09.19.
夢が止まらない。
夢から覚めたのに誰かが背後に乗り
私の右肩筋を掴んでいる。
これはもう夢なのかさえ分からない
口紅を塗っても塗っても塗れない夢や
お釈迦さまみたいな大量の仏像が
こちらを見て何かを唱えてる夢や
自分の家で居留守を使ってる夢や
カラダを蹴られ暴力を受ける夢や
思い出せなくなるほどの量の夢を見る。
そのせいで早起きしても完全に
目が覚めるのはいつも昼過ぎになってしまう。
『はやく死にたい』は今日も消えない
あたたかな傷がわたしに刻まれて
またいとおしいからだになった
