アンドロメダの気流に乗って

1619kHz

 

部屋を片付けてると去年もらった

ライラックのアロマオイルが出てきた。
花言葉は『思い出』『友情』


薄紫の香り高い小さな花をつけるライラック
フランスではリラと呼ばれ
春を告げる花として愛されている。
『リラの花の咲く頃』という言葉には
『いちばん素晴らしい季節』という意味がある

花びらは4枚だが、まれに5枚のものがあって

それを見つけると幸せになれるという

言い伝えがある。いつか本物を見てみたいな

 

画像フォルダに溜まった写真を

少しずつ整理していた。

消しては増えての繰り返しの日々

『ふゆ』を見返すと何だかんだで

今よりずっとずっと輝いてみえた。

彼女なりに戦って生き抜いていた。

いつまでも甘えてちゃいけないなって

いつも思ってるけどいつも以上に

本気でこのままじゃダメだってくらいに

回復はしてきているし、確かに体調にも

波はあるけれど少しずつくらいなら

頑張れそうな気が今はしてる。

彼に『キャバ嬢は?』と言われた

未知過ぎてキャバ嬢の自分が想像つかない

ドレスを着て、高いヒール、髪の毛を巻いて

アイメイクが上手で美容命で話上手な

煌びやかなお姉さんのイメージ。

異国のような地東京で田舎者の私がいきなり

そんな世界に飛び込んで良いのだろうか

キャバ嬢をすすめられて

すこし胸がジンっとした。

 

カレンダーを見ると休職してる7.8.9月の

この3ヶ月間、毎月10日間くらい

何もない1日休みがあっただけで

仕事してるんじゃないかレベルで

人と会ったりお出かけしたり予定が入っていた

慌ただしく動きまわっていた。

もう当分人には会わないでいたい

 

明日は父が東京へ来る。

実家へ戻されるだろうか、

なんて言葉をかけられるのか分からなくて

正直本当に怖い。また傷付いてしまいそうだし

父との距離感が掴めない。

空白の数年間がいちばん大きな痼となっている

 

 

 

 

 

 

 

真っ白になりたい

真っ白になりたい

 

真っ白になりたくて暗闇から逃げてきて

純粋な子になりたくて白い道を辿って

真っ白になるはずだった。

 

でも分からなくなって、

真っ白になりたかったのに

今はもう黒くてもいいんだって何かを諦めて

でもそっちはダメだよって手を引いてくれる

人もいて、自分の歩く道目指す道ががどんどん

分からなくなって、ぐちゃぐちゃになる

 

黒いアゲハ蝶がユラユラと舞う

 

 

 

 

 

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