アンドロメダの気流に乗って

愛の化け物

 

2017.10.05

冷え性の寒さがもう訪れてしまった

半袖で歩いてる人を見かけるとびっくりする

マフラーを巻きたいくらい風が冷たかった

 

2017.10.08 朝

寝ぼけた彼にふとんをかけて

冷蔵庫の残り物でチーズ目玉焼きを作った。

誕生日の次の日に食べる余ったケーキは

どうしてこんなにも美味しく感じるんだろう。

昨夜よりも、甘く感じる生クリーム

 

pm 15:30

上野動物園に初めて行った。

広くてびっくりした

 

2017.10.09 悪夢

朝から咳が止まらない

寝てる彼を起こさないようにと

洗面所へ移動してタオルで口を押さえつける。

止まらない苦しいが続いて

結局彼を起こしてしまった。

 

pm 14:30

お湯を沸かして、ふたりでミルクティー

それから銀座へ歩いて遅めのランチ。

テラス席もあるお洒落なお店で

フレンチトーストやトリュフが乗った料理を

食べて、やっぱりふたりにはちょっと

お洒落すぎたねって笑いながら来た道を戻って

車で家まで送ってもらった。

『次はいつ会えるかな』ってボソッと呟く彼に

車窓から見える夕空を眺めながら

本当はあと数回しか会えないと

分かっていながら、心に決めていながら

『またすぐ会えるよ』って返した。

 

初めて彼に作った手料理は

納得のいくものが作れなかったのに

美味しい美味しいとびっくりするくらい

言いながらぜんぶ食べてくれたことや

次の日プレゼントに贈った服を着て

一緒にお出かけしてくれたことや

わんちゃんみたいに

わんわん言いながら手を出して

互いにお手とおかわりをしあうじゃれあいや

 

それから、それから、

 

歳は19個離れてるけど

互いをすこしずつ理解しあおうとしてる所や

大人だけど小学生みたいな所や

ベストキッドの真似ばかりする所や

頑張ってないふりして本当は

今まで一生懸命頑張ってきたこ

眼差しには優しさがたくさん溢れてて

 

溢れては戻りたくなる

 

 

 

 

 

 

 

 

本当は分かってる

2度と戻らない美しい日にいると

そして静かに心は離れてゆくと

 

 

小沢健二 - さよならなんて云えないよ

 

 

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