アンドロメダの気流に乗って

紋白蝶の舞う春

 

道端に転がっている名刺

源氏名が叫ぶように訴えかける

この名刺は落とされたのだろうか

この子の名刺は捨てられたのだろうか

この子がこの床に張り付いた

自分の名刺をみた瞬間

どんな気持ちになるのか

相手は考えたことあるのだろうか

 

2017.11.02.

紋白蝶がひらひら舞う夢をみた

投げ捨てられた指輪を拾う旦那

気の強い愛人。気の弱そうな妻が私だった。

子どもがひとり、遠くで遊んでいる

母校の小学校の校庭。

旦那と愛人と妻と、ユラユラ舞う紋白蝶

変な夢だ。なんて夢だ

みんな見知らぬひと。

蝶々だけがわたしをやわらかく包んでくれた

 

今日は仕事。ピアスの穴を二つ閉じた

生活はギリギリで、体力は半分で、

今月も上手くやり繰りしなければならない。

 

2017.10.29. 台風

結局消えれなかった

次の日家に帰ってくると

大量に用意した薬とカフェインと手紙が

部屋の隅で行き場を無くしてる。

いつ死んでも構わないように今を生きる。

なんてムズムズするようなこといえないけど

いつ終わってもいいように素直で居たい

まっすぐな子でいたい。

 

大丈夫。

 

きっと大丈夫

 

 

 

 

 

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