アンドロメダの気流に乗って

思い出せなくなるその前に

 

幻聴が止まらない。

薬を飲むけれど効いてる感じが全くしない

彼が仕事へ行ってからお昼まで眠った。

夢が止まらない。頭痛も止まらない

彼の頭痛は大丈夫だろうか

私はここに居て大丈夫だろうか

またいくつもの夢を見てしまう

現実と非現実が混ざり合う夢

高校の頃初めてできた彼氏が

久しぶりに夢に出て来た。

この元彼が現れると近々良くないことが

起こる場合が非常に多い。

何かを知らせてくれるみたいに

気を張れよ、気をつけろよと言わんばかりに

ふらっと夢に出る。

 

はやく自分の家に帰らなくちゃ。

でも家に帰ると家賃のことばかり考えてしまう

貯金はもう50万を切っている

それでも花を買いたいし

洋服や靴や美容院にも行きたい

お出かけもしたいし

誕生日プレゼントは自分が納得のいく

精一杯のおもてなしをしたい。

たのしかった空間やご飯や

展示会や作品にはたくさんお金を払って

とても価値のある素敵なものだったと伝えたい

いつまでも好きなものを

自分に取り混んでいたくなる。

なんてワガママだ。

ちっぽけなプライドが

いつもわたしを邪魔するけれど

いつかこのプライドが

スッと居なくなったらいいな

いつか全てを失い忘れてしまっても

しあわせだったなって胸いっぱい溢れてたい。

 

夢を見ても、いつか忘れる

夢を叶えようといくら必死に頑張っても

途中で見失ってしまうことがある

わたしは今完全に見失ってる。

大阪時代、ノートにびっしり書き留めた

未来の東京進出計画が寂しげに

こちらを見つめる。

もう合わせる顔もなくノートは開けない

あたらしくノートを買っても

貯金残高が減る記載しか出来ず

バイトの掛け持ちのことや月の最低収入は

いくら必要とか月の支出の計算や

うん。クサクサと胸が痛む荒む

ただ書いてるだけじゃダメ

はやく働くなくちゃ、自分動け動けって

ノートに書き殴る。

 

既読無視しても素っ気なくしても

ラインが来る。

素っ気なくて全然こっちをみてくれないから

好きって言われたことがある。

もう意味がわからない

全部から消えたい、居なくなりたい

 

お酒を飲んでたくさん甘えたい

強いふりして本当は弱い
頭フラフラなのに元気なフリをする

それに気づいてくれるひとはほとんどいない

 

それを見透かした上で何も言わず

優しく『大丈夫だよ』って言われたい

私が何に不安なのかも知らない無責任な

『大丈夫だよ』にあなたは私を

何も知らないじゃんってなる時もあるけれど

全部分かったような顔をして

『大丈夫。』ってそっとなだめるように

魔法をかけて欲しい。

 

 

今はすこしだけ

この救いようのない今の私を赦して欲しい

 

 

 

 

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