アンドロメダの気流に乗って

大阪

 

先日大阪の元店長から電話をいただいた。

まだ若いのに何故あんなにも肝が座っていて

関西代表みたいな寛大さがあるのだろう

私は困った時店長の名前を叫ぶのがすき

安心する。叫ぶと彼は笑ってくれる

大阪では何から何まで頼っていた

家の事や悩み事や未来や貯金や体調や

傷ついて泣いて帰ってきた時は

もう自分に我慢しないって約束なって

指切りげんまんした。

悩みを話せばそれを解決する答えを

彼は必ずくれる、

私の周りに今までそんな人居なかったし

自分にピタリと合う答えをくれる人なんて

誰ひとり居なかった。だから誰よりも心を

開いていた。開かせてくれるのが上手い

今までたくさんの事を乗り越えて来たからこそ

スラスラとあれやこれや話せるのだろう

彼の笑顔の裏にはたくさんの過去と闇がある

 

『オレ、標準語が苦手やねん』

『はやく大阪帰っておいでな』

 

いまは三重よりも、大阪が好き。

淀川の河川敷も好き

804号室から見える夜の夜景も好き

親切なファミリーマートの店員さんや

話しかけてくれるたこ焼き屋さんも好き

ふらっと兵庫にも京都にも行けちゃう

阪急電車も好き。

 

私の約10ヵ月の記憶。

 

 

 

 

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