アンドロメダの気流に乗って

海に連れてって、

 

 

もうすぐ、顔合わせがある

 

はず

 

だから下手にodも手首も切れなくて

髪も染めれずネイルも出来ずモヤモヤしてる

 

 

来月籍を入れる予定なのに

彼は親に彼女がいることも

もうすぐ私の親に会うことも

何も話していないらしい

 

だから、なんだかモヤモヤしてる

 

わたし

この人と本当に一緒になっていいのかな?って

 

プロポーズなんてロマンチックな雰囲気の中で

サプライズのような特別なものだと思ってた

それは絵本の中の世界だけだった

 

夜眠る前、暗い部屋の天井をふたり見上げながら

 

告げられた。

 

サラッと。

枯葉がゆっくり落ちるように

私のなかに飛び込んできた

 

突っ込みどころ満載で何も言えなかった

 

 

 

 

今週の土日になっても

告げる意思が無さそうならば

破棄しよう、いなくなっちゃえ

 

 

関係も腕も東京も切っちゃおう

 

 

こんな自分が青くて

ダサいダサいダサくてたまらない

 

 

21歳。まだまだこれからすぎて

先を見据えるだけで疲れてしまう

 

 

 

ゆらゆらと

流されてゆくべきなのか

ガムシャラに泳ぐべきなのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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雨上がりの空気吸い込めば、

肺いっぱいに

うすむらさきのかなしい花が咲く